樽味屋創業者
九州のおいしい漬物を全国の食卓に

私たちの漬物メーカーとしての歴史は、
からし高菜づくりから始まりました。

「タネ一粒の違いすら分らずに創り手にはなれない」

創業者はその「想い」を胸に、
九州各地の生産農家を訪ねました。
土壌や肥料はもちろん、品種の特性、
苗の作り方や定植・収穫の方法など、
理想の原材料づくりに欠かせない、
独自のノウハウを確立します。

理想の漬物づくりにも試行錯誤を重ねました。
収穫日にしっかりと天日で干した高菜を、
ミネラルの豊富な天日塩とウコンで木樽に漬け込み、
乳酸菌発酵が終わるまでの 100 日間、一切触らない。
天然の恵みを生かす――。
これがたどり着いた答えです。

味の設計図は天日塩のマイルドな塩味と、
発酵が生んだ酸味をベースに肉づけします。
旨味と辛味のある唐辛子を加えながら、
味に奥行きを与える甘味もプラス。
高菜のもつ風味と香りを生かしながら、
他にはない「後引く味」を生み出しました。

高菜は契約農家で栽培した九州産のものを――。
合成着色料や合成保存料は一切使わない――。
時代のニーズにあわせた柔軟な発想と挑戦――。

創業者から受け継いだ、
あくなき「探求心」と他にはない「技能」、
漬物づくりに込める「感謝」と「真心」。
プロとして、
その「宝物」を一つひとつ磨き続けながら、
これからも九州の漬物文化に革新をもたらします。

九州のおいしい漬物を全国の食卓に

株式会社 樽味屋

創業者 矢下 善生